エステティシャンになる
BECOME AN ESTHETICIAN
エステティシャンとは
エステティシャンは、美容に関する豊富な知識をもとにお客様のカウンセリング行い、
お客様の目指す夢や悩みに寄り添うことで、ともにゴールに向かって歩んでいく、
「人に寄り添う喜びを、誇りに思える仕事」であるとAEAは考えています。
※提供されるサービス内容はエステティックサロンによって異なります。
コンセプトムービー公開中
- エステティシャンの仕事のやりがいに通じるストーリーを描いたアニメを、今注目のイラストレーター loundraw監督のもと、FLAT STUDIOにて制作していただきました。夢に向かって奮闘する友人・海に、エステティシャン志望の主人公・咲が寄り添って支えることで、やりがいを見出していく姿を描いています。
エステティシャンの目指し方
エステティシャンは身体全体の美容を知り尽くす、美のエキスパートです。
そんなエステティシャンになるには、一般的に美容専門学校に通い、
優れた技術と幅広い知識を身につけることが必要です。
訓練された手技に加え、化粧品・機器などを使って、肌のお手入れや、脱毛、
健康的な体型に整える施術やリラクゼーション効果を期待する施術について学びます。
エステティシャンの働き方
エステティシャンは、将来出産による休職や、引越による転職など、生活環境が変わっても、
その経験や技術をもとにキャリアを継続しやすい職業です。
現役エステティシャンのインタビューで詳しくご紹介します。
AEAの資格について
プロのエステティシャンとして、施術や接客サービスを通じてお客様に満足していただくためには、エステティシャン自身の優れた技術と幅広い知識が必要不可欠です。
日本エステティック業協会（AEA）では、エステティシャンの技術と知識レベルを、試験により客観的に判定する「AEA認定エステティシャン資格」があります。
資格認定を受けスキルを確実に増やしていく事で、キャリアプランを立てるサポートに繋がります。
AEAの資格には、３つのレベルがあり、エステティシャンのレベルアップが図れるシステムとなっております。
- 最上位資格
技術や理論的な面でフォローし人材育成ができるレベル -
AEA認定
インターナショナルエステティシャン多くの技術経験の上で技術的にも理論的にも熟知し、幅広い視野と柔軟な対応力で様々なコース提案ができ実践できるエステティシャン
- 上位資格
サロンの中核として実践的に活躍できるレベル -
AEA上級認定
エステティシャンフェイシャルとボディの総合的な知識と技術を持ち、エステティックトリートメントを技術的に熟知しているエステティシャン
- 基礎資格
キャリアスタートレベル -
AEA認定
エステティシャン基礎知識と技術を持ち、禁忌や注意事項を理解し安全な技術提供ができるエステティシャン
優良サロン制度について
AEA正会員加盟サロンがお客様から「安心・安全で信頼できるサロン」として広く認識されるよう、「法令遵守」・「エステティシャン教育」に対して積極的な取り組みをしている会員企業を「優良サロン」として、広くアピールしていくための制度を導入しています。
エステティシャンインタビュー
新人エステティシャンに聞いてみた
Oさん勤務年数：半年
- エステティシャンを目指した
きっかけや理由を教えてください - もともと美容に興味があり、高校卒業後に美容の専門学校へ進学しました。エステ、メイク、ネイルなど幅広く学ぶなかで、お客様を自分のハンドで満足させることのできるエステの仕事が「自分の理想」を叶えることができる職業だと考えるようになり、志望しました。生理学、皮膚科学など初めて学ぶことも多く、一生成長できる仕事という点も魅力に感じました。
- エステティシャンになるために
取り組んだことは？ - 美容専門学校のトータルビューティ科エステコースへ2年間通学しました。また、「日本ネイリスト技能検定」「日本トータルメイクアップ協会 トータルメイクアップ検定」「日本ビューティーカラー協会 パーソナルカラーコーディネート検定」「AEA上級認定エステティシャン」「CIDESCO（シデスコ）」など、エステティシャンとして強みになるようなさまざまな資格を取得しました。
- お客様との思い出のエピソードや
印象に残っていることを教えてください - 入社して半年、サロンに配属されて3か月なので、先輩の技術力にはまだまだ及びません。その代わり、お客様とのコミュニケーションを大切にして、お客様が気にされているところを念入りにマッサージしたり、タオルワークを丁寧に行うように意識しています。
「お客様が褒めていたよ」とサロンの店長や先輩から聞かせていただくこともあり、そんな時はとてもうれしいです。また、私の技術を気に入っていただき次回の予約を入れていただけると充実感があります。
- エステティシャンとして働く
1日のスケジュールを教えてください - 11時出勤にしてオープン準備・朝礼に参加します。その後、施術動画を視聴しながら自主練習をします。1時間のお昼休憩の後、午後はお客様の施術を担当し、19時からサロンの先輩をモデルに技術勉強会があります。片付け・終礼をして20時半には退勤するのが現在の基本的なスケジュールです。
自主練習や勉強会も勤務時間内に調整していただくことで、できる限り残業をしない環境が整えられています。
- 休日の過ごし方は？
- リフレッシュのために岩盤浴へ行ったり自宅でゆっくり過ごしたり、体のメンテナンスをするよう努めています。
- 今後のキャリアプランや目標を聞かせてください
- まずお客様に喜ばれる施術を心がけ、指名をいただけるようになりたいです。身近なところでは、カウンセリングを通してお客様との信頼関係をしっかりと築くことができる店長が憧れの存在なので、少しずつ近づいていきたいです。そして、将来的にはサロンの店長を目指して頑張ります。
- 最後に、エステティックに興味をもった方や未来の後輩に一言お願いします
- まだキャリアは浅いですが、エステティシャンの仕事はお客様の「美しくなりたい」という思いをお手伝いできる素晴らしい仕事だと日々実感しています。自分らしくやり甲斐をもって働きたい方にはおすすめの職業だと思います。努力しただけ成長できる職業なので、是非多くの方にエステティシャンに挑戦してほしいです！
先輩エステティシャンに聞いてみた
Mさん勤務年数：5年目(4年6か月)
- エステティシャンを目指した
きっかけや理由を教えてください - 母に言われる「ありがとう」がうれしくて、幼い頃から母の肩揉みが好きでした。そして美容やダイエットに興味を持つようになった頃、エステティシャンという職業を知り、人を癒やし、綺麗にしてさしあげて、喜んでいただける。そんな素敵な仕事だと知り、エステティシャンになりたいと思うようになりました。
- エステティシャンになるために
取り組んだことは？ - 高校卒業後、エステティックを学べる美容専門学校に入学しました。専門学校では解剖学や皮膚学、栄養学、色彩学、接遇マナーなどエステティシャンになるための知識を幅広く学び「AEA上級認定エステティシャン」資格を取得しました。ネイルやメイク、アロマ、色彩、おもてなしに関わる資格も取得するなかで、美容業界で働く自信を身につけました。また、実務経験を積んで「CIDESCO（シデスコ）国際ライセンス」も取得しました。
- お客様との思い出のエピソードや
印象に残っていることを教えてください - お客様からの「スッキリしたよ」「気持ちよかった」「またあなたにお願いしたいわ」などのお褒めの言葉は、何度言われても心からうれしく、やり甲斐を感じます。また、私を指名してくださるお客様が久しぶりに来店された際「会いたかったよ！」と、施術前から喜んでくださったり、満足そうに笑顔で帰られる姿を見るにつけ、「この仕事は本当に素敵な職業だな」と思います。
- エステティシャンとして働く
1日のスケジュールを教えてください - 10時に出勤して朝礼に参加した後、お客様の施術をします。予約の合間には練習をして技術の見直しをすることもあります。また、サロンのみんなと時間を調整して、勉強したり情報共有しながら、お客様に深いご満足を提供できるよう努めています。
弊社は研修制度が整っているので、未経験者の方でも安心して働くことができます。私も研修で技術習得や接客に関する知識と実践力を身につけ、自信をもってお客様対応ができるようになりました。
- 休日の過ごし方は？
- 休日は時間をかけて趣味の料理をします。栄養バランスや彩りにもこだわり、味だけでなく、見た目からも美味しさが伝わる料理を作ることが好きです。また、友人と買い物やカフェでゆっくり話をして過ごす時間もお気に入りです。
- 今後のキャリアプランや目標を聞かせてください
- 常に技術力や知識を高めて、お客様から愛され、サロンで一緒に働く仲間からも信用され、頼られるエステティシャンになることを目指しています。そのために、サロンの仲間が心地良く働けて、明るくなるような雰囲気づくりを心がけています。
夢はエステティシャンの育成にかかわることです。新人エステティシャンの方が不安に感じることや悩みがあるときに、親身になって寄り添えるトレーナーになれたら素敵だなと思っています。
- 最後に、エステティックに興味をもった方や未来の後輩に一言お願いします
- エステティシャンはとても素晴らしい職業です。お客様がエステティックを通してきれいになり、喜ばれる姿を見ると、「私の技術がお役に立てたんだ」という実感とやり甲斐を感じることができます。女性が活躍する美容業界の第一線で働くことで、女性として、そして一社会人として成長していけると思います。
お母さんエステティシャンに聞いてみた
Sさん勤務年数：15 年目
- エステティシャンを目指した
きっかけや理由を教えてください - 大学生の頃、公務員だった父が起業して、働く姿を身近で見ることが出来るようになり、仕事の厳しさやお金を稼ぐ難しさを教わってきました。就職活動中に多くの企業をまわるなかで美容業界に興味を持ち面接に行った際に、ある面接官の方の「エステティシャンは自分が頑張れば頑張っただけ自分に戻ってくる、やり甲斐のある仕事です」という言葉を聞き、「こういう仕事をしてみたい」と思いました。
- エステティシャンになるために
取り組んだことは？ - 私の場合は美容やエステティックに関して特別な知識があったわけではありません。そのことは不安でしたが、弊社では入社後にしっかりとした研修制度があり、そこで多くの専門知識を身につけました。研修は楽ではありませんでしたが、同期入社のメンバーはその時期を共に乗り越えた良い仲間となりました。
- お客様との思い出のエピソードや
印象に残っていることを教えてください - うれしかった思い出は、私がカウンセラーとしてご案内し、入会してくださったお客様が、お母様、妹様を紹介してくださったことです。さらには旦那様には系列のメンズサロンを紹介してくださり、ご家族でサロンへ通ってくださいました。私自身も良いものがあればまず家族にすすめたくなるので、お客様も同じ気持ちでご家族の方にすすめてくださったのだと思うと、とても励みになりました。
- エステティシャンとして働く
1日のスケジュールを教えてください - 現在は育児のため、9時45分〜17時15分の時短勤務をしています。出勤して着替えなど身支度を整えた後、カルテチェックをして朝礼を行います。私はカウンセラーとしてカウンセリングを担当しているので、主にサロンに初めていらしたお客様のカウンセリングを行っています。1日数名のお客様を担当し、お昼休憩をはさみ、お客様対応が終わるとカルテの入力など事務業務をして退勤します。
- 休日の過ごし方は？
- 朝早めに起きてお風呂にゆっくり入り、ストレッチや筋トレをしています。1時間〜1時間半という短い時間ですが、家族がまだ眠っているこの時間が私一人の時間で、美容にあてられる時間なので、じっくり自分と向き合っています。その後は、家族との時間を大切にしながら過ごすことが多いです。
- 今後のキャリアプランや目標を聞かせてください
- 私の仕事はカウンセラーなので、サロンにいらっしゃったお客様に弊社のエステティックの良さを伝え、好きになってもらうことが役割です。時短勤務であってもカウンセラーの仕事を極め、1 番になりたいと思っています。また、後輩の育成にも力を入れていきたいです。育成というと教育的なイメージがありますが、「楽しく仕事をしているか」「悩みはないか」など日々の小さな変化に気づける先輩でありたいと思っています。そして、エステティシャンが働きやすい職場環境をつくるサポートもしていきたいです。
- 最後に、エステティックに興味をもった方や未来の後輩に一言お願いします
- 私が入社してから、自然災害や新型コロナウイルス感染拡大の影響で世の中が大きく揺れ動く事態に。そうした状況でも、サロンに来ることを楽しみにしてくださっているお客様が多くいらっしゃることを知り、エステティシャンはやり甲斐のある仕事だと実感しています。