消費者志向経営
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消費者志向経営(愛称:サステナブル経営)とは、事業者が、消費者全体の視点に立ち、健全な市場の担い手として、消費者の信頼を獲得するとともに、持続可能で望ましい社会の構築に向けて、社会的責任を自覚して事業活動を行うことです。消費者庁では、事業者団体、消費者団体、行政機関からなる消費者志向経営推進組織を設け、消費者志向経営を推進しています。推進組織では、各事業者において消費者志向経営に誠実に取り組むことについて自主宣言を行うとともに、そのフォローアップを行う「消費者志向自主宣言・フォローアップ活動」を呼び掛け、事業者の取組の普及を図っています。
AEAの消費者志向経営
近年エステティックが、行政から「生活必需サービス」と位置付けられるに至りました。これに伴い、エステティック業界には社会からの「安心・安全」の要望がより一層高まっています。「お客様の安心・安全」はAEAの理念のひとつでもあり、この実現のためには、経営者のみならず、従業員、AEAが一丸となって自発的かつ持続的に取り組んでいくことが必要です。
この取組は、消費者庁が推進する消費者志向経営の考えにも通じるもので、AEAは消費者志向経営を進め理念の実現を図るべく「消費者志向宣言」を行います。
消費者志向自主宣言
2021年7月13日
一般社団法人日本エステティック業協会
理事長 天辰文夫
- (1)理念
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- エステティックを通じ「美と健康」を人々に提供し、社会に貢献することを目指します
- お客様の安心・安全を第一に高品質なサービスを提供します
- エステティック産業の健全な成長を目指します
- (2)取組方針
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みんなの声を聴き、かつ活かすこと
- 情報の社内共有を進め、従業員が各種課題案件への対応を学ぶことによりお客様目線での業務の改善へつなげます。この結果を、会員企業へのサービス向上に反映し、お客様・消費者への適切かつ迅速な対応ができるよう努めます。
- エステティック相談センターにてお客様、消費者の声を聴き会員企業のサービス改善に努めます。また、法令、条例、制度等の改定、及び衛生・安全指導等については、ホームページ、メールを通じ会員企業の方々に随時情報提供し、会員企業のサービスにタイムリーに反映されるようにします。コンプライアンス委員会ホームページにて消費者の方々にも提供いたします。
未来・次世代のために取り組むこと
- 「健康経営」を実践し従業員が生き生きとして業務に取り組み、ワークライフバランスの充実を図り、従業員が業務を離れグローバルな視点で未来・次世代のことを考え行動を起こせる組織を目指します。
- エステティックという業態を生かし女性が活躍できる職場作りを進め、持続的に成長が図られる組織が実現できるよう支援していきます。
法令の遵守/コーポレートガバナンスの強化をすること
- お客様にとり、より安心・安全で高品質なエステティックサービスを提供するサロンづくりに努めるという基本方針を経営トップが明確に打ち出し、会員企業および社内への浸透を図ります。
- 安心安全で信頼できるエステティックサロンを表彰する「優良サロン制度」の浸透を進め、お客様目線でのエステティックサロン選択の物差しとなるようにしていきます。
- エステティック相談センターへ寄せられた案件をコンプライアンス委員会、理事会にて共有し、解決、改善策を策定し会員企業へ周知徹底を図りサービスの改善につなげます。また苦情、不当な広告表示等については全国の消費者関連行政団体へ定期的に情報提供を行い、行政主導による業界の健全化に貢献します。
- (3)フォローアップ活動